1. 大阪まいしまシーサイドパーク「ネモフィラ祭り2023」開催概要とアクセス
2. ネモフィラ祭りはどんなイベント?
3. ネモフィラ祭りの見どころ&注目ポイントは?
3-① 桜コラボゾーン・チューリップコラボゾーン
3-② ネモフィラ祭り限定グルメ
3-③ 公式キャラクター「ネモにゃん」
3-④ ネモフィラ畑×サンセット
3-⑤ 大阪まいしまシーサイドパークのアクティビティ&イベント
4. 【豆知識】ネモフィラってどんな花? 花言葉は?
まとめ

春の訪れを知らせる花「ネモフィラ」。大地がブルーのじゅうたんで埋め尽くされ、天国と見間違うような美しい光景に、思わずうっとり。

そんな春の風物詩・ネモフィラのじゅうたんを大阪で見られるお祭りが「ネモフィラ祭り」。大阪にある「大阪まいしまシーサイドパーク」で毎年行われています。

2023年のネモフィラ祭りは【4月7日(金)〜5月7日(日)】の1カ月間で開催。
この記事では、大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ祭りの見どころについてご紹介します。

1. 大阪まいしまシーサイドパーク「ネモフィラ祭り2023」開催概要とアクセス

ネモフィラ祭りへのアクセス

春の風物詩・ネモフィラ祭り

期間

2023年4月7日(金)~5月7日(日)

時間

平日:9:00~17:00(最終入園 16:30)
土日祝:0:00〜18:30(最終入園18:00)
※4月29日(土)〜5月6日(日)は平日も9:00~18:30(最終入園 18:00)
※最終日の5月7日(日)は9:00〜17:00(最終入園 16:30)

入園料

大人(中学生以上):1300円
子ども(4歳〜小学生):600円

このほか近隣のホテルでのビュッフェや、「パームガーデン舞洲」でのBBQランチがセットになったお得なランチパック券、アクティビティのセットになったパック券もあります。

アクセス

住所:大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目

大阪まいしまシーサイドパークは最寄りの駅から少し離れているため、バスやタクシー、車でのアクセスが便利です。バスの時刻表は公式サイトのアクセスページからみられますよ。

①「桜島」駅からバスで
JRゆめ咲線「桜島」駅から、北港観光バス・舞洲アクティブバスに乗車し約15分。「ホテル・ロッジ舞洲前」バス停下車。

②「コスモスクエア」駅からバスで
大阪メトロ中央線・大阪メトロニュートラム「コスモスクエア駅」から、北港観光バス・コスモドリームラインに乗車し約20分。「ホテル・ロッジ舞洲前」バス停下車。

③「西九条」駅からバスで
JR大阪環状線・阪神なんば線「西九条」駅から、大阪シティバス81系統・「舞洲スポーツアイランド」行きに乗車し約35分。「舞洲スポーツアイランド」バス停下車

④車で
阪神高速5号湾岸線・「湾岸舞洲」ICから約5分。

駐車場

あり(1800台)
※駐車料は普通車1台1000円

公式サイト

大阪まいしまシーサイドパーク ネモフィラ祭り

2. ネモフィラ祭りはどんなイベント?

一面に咲くネモフィラの花

一面に咲くネモフィラの花(写真提供 Instagram: nico__0205様

大阪市・大阪湾に位置する「大阪まいしまシーサイドパーク」で2019年から毎年開催されているネモフィラ祭り。約3万㎡の敷地内に100万株のネモフィラが咲き乱れ、イベント開催期間は中はフォトコンテストが開催されたり、限定フードやオリジナルグッズの販売があります。

「大阪舞洲シーサイドパーク」は名前の通り、大阪湾に面した場所にあります。空の青、海の青、ネモフィラの青の3つの青が作り出す絶景は、SNSを中心に例年話題を呼んでいます。

青い空と青いネモフィラが作る春の絶景

青い空と青いネモフィラが作る春の絶景(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)

大阪まいしまシーサイドパークは、実は2018年まで「大阪舞洲ゆり園」という名前で知られていました。ユリの花が綺麗な公園だったのですが、2018年の台風21号の暴風と高波による塩害で、ゆり畑の半分ほどが被害を受け、別の花を植えざるを得ない事態に。その結果ネモフィラを植えることになりました。ネモフィラ祭りは、復興の象徴ともいえるイベントなのです。

3. ネモフィラ祭りの見どころ&注目ポイントは?

ネモフィラ祭りの見どころは?

ネモフィラが咲く1カ月限定で開催する、「大阪まいしまシーサイドパーク・ネモフィラ祭り」。どんな見どころがあるのか、次から詳しくご紹介していきます。

3-① 桜コラボゾーン・チューリップコラボゾーン

桜コラボゾーン

桜コラボゾーン(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)

チケット売り場のある入り口から入って、最初に通るのが「桜コラボゾーン」。ネモフィラと同時期に開花時期を迎える桜の木が植わるエリアで、ネモフィラの青と桜のピンクの組み合わせがとっても可愛らしいエリアです。ネモフィラの青一色も美しいですが、違う色が入ってきても綺麗ですよね。

チューリップコラボゾーン

チューリップコラボゾーン(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)

またネモフィラ畑をぐるりと巡って、出口付近にあるのが「チューリップコラボゾーン」。こちらも開花時期が同じ、ネモフィラとチューリップの花を一緒に見ることができます。

3-② ネモフィラ祭り限定グルメ

ネモフィラ祭り限定グルメ

空・海・花のネモフィラブルーソフト「ブルーアイ」(写真提供 Instagram: a5129yp様

〝ここでしか食べられない〟グルメが大阪まいしまシーサイドパークにはたくさん! 淡いブルーが綺麗なソフトクリーム「ブルーアイ」は一番の人気商品です。

見た目がかわいいのはもちろんの事、爽やかで優しい甘さが人気の秘密。ネモフィラ畑をバックにこのかわいいソフトクリームを写真に撮る人も多いのだとか。
そのほか、青いレモネードやブルーパフェもありますよ。間違いなく〝映える〟青いスイーツをぜひお試しあれ。また、キッチンカーではケバブやハンバーガー、たこ焼きなどの販売。

3-③ 公式キャラクター「ネモにゃん」

ネモフィラ祭り公式キャラクターのネモにゃん

ネモフィラ祭り公式キャラクターのネモにゃん(写真提供 Instagram: chitsupu8様

ネモフィラの花の中に隠れる「ネモにゃん」

ネモフィラの花の中に隠れる「ネモにゃん」(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)

畑の中にはネモフィラ祭り公式キャラクターの「ネモにゃん」が隠れています。ネモフィラを楽しむことももちろんですが、ネモにゃんを見つけて楽しむこともできます。

ネモフィラをイメージしているネモにゃんは、ブルーの花びらのような輪郭がなんとも可愛らしく、癒しキャラとして愛されています。

3-④ ネモフィラ畑×サンセット

夕日の光に包まれたネモフィラ畑(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)

夕日に照らされたネモフィラ

夕日に照らされたネモフィラは、昼間とは違った魅力があります(写真:大阪まいしまシーサイドパーク)

大阪まいしまパークで過ごす1日を締めくくるのは、海に沈んでいく夕日。

昼間の鮮やかなブルーに輝くネモフィラ畑とは一変、オレンジの光が包みこむ園内では、影に沈むネモフィラは深いブルーに、夕日に透ける花びらは薄紫色に。まるで絵に描いたような光景が広がります。

3-⑤ 大阪まいしまシーサイドパークのアクティビティ&イベント

ここからは、ネモフィラ祭りをやっている「大阪まいしまシーサイドパーク」で体験できるアクティビティを紹介していきます。開催場所・受付場所は公式サイトの施設案内から見ることができます。

バギー

海辺に整備されたバギー専用のオフロードを疾走! ウェーブあり丸太クライムありのコースでちょっとスリリング、だけど爽快感MAXの体験をぜひ。所要時間は約20分、現地受付です。

時間:9:30~17:00 (先着順/最終受付 16:30)
料金:ひとり2600円

パラグライダー

こちらも予約不要、現地受付で参加できるアクティビティ。所要15分で2回のフライトにチャレンジできます。地上から約2〜4m、ふわりと浮かび上がる感覚はくせになっちゃうかも。

時間: 10:00~16:00 (最終受付 15:00)
料金:中学生以上3000円、小学生以下2,500円
定休:月・火曜

遊覧ヘリコプター

約100万株ものネモフィラを上空から! 予約不要、現地受付で参加できます。7000円で4分間のヘリコプターに乗ってプチトリップへ。普段味わえない贅沢気分を大阪まいしまシーサイドパークで体験してみてはいかがでしょう。

期間:4月15日~5月7日 ※4月17日は運休
時間:13:00~16:30 (最終受付 16:00)
料金:ひとり7000円(4分)

キッズパーク

土日および4月29日〜5月7日のGW期間にはキッズパークが登場! 「スカイトランポリン」(3分1000円)や、エア遊具の「ふわふわ(エア遊具)」(15分800円)で遊べます。子どもたちは大はしゃぎ間違いなし。

時間:9:00〜17:00(最終受付16:30)

フォトサービス

園内には記念撮影をしてくれるフォトサービスコーナーがあります。撮影参加すると、写真入りフォトカードがもらえますよ。

料金:ネモフィラ祭りオリジナル台紙付き写真:1500円/枚
時間:9:00〜17:00

4. 【豆知識】ネモフィラってどんな花? 花言葉は?

ネモフィラの花言葉

ネモフィラには「清々しい心」「成功」「可憐」「愛国心」「あなたは私によって許される」など、花言葉がたくさん。見た目に合う爽やかでポジティブな花言葉が多くあります。

ネモフィラにまつわるエピソード

青い花を咲かせるネモフィラ

青い花を咲かせるネモフィラ

ネモフィラにまつわるエピソードとして、ギリシャ神話のお話をひとつ、ご紹介します。

「あるところにネモフィラという女性に恋をした男性がいました。その男性はネモフィラと結婚できるなら死んでも構わないと願います。その後願い通り結婚できたものの、結婚式当日の夜、本当にその男性は死んでしまいました。

妻のネモフィラはもう一度夫に会いたいと冥界に訪れますが、冥界の扉は固く閉ざされもう二度と会うことはできませんでした。

その悲しむネモフィラの姿を哀れに思った神様が、ネモフィラを一輪の花にしました。」

ネモフィラの性質

ネモフィラの花は中心部が白くなっています

ネモフィラの花は中心部が白くなっています

最後に、植物学的なネモフィラの解説を。「ネモフィラ」とは北アメリカ原産のムラサキ科ネモフィラ属の一年草(1年しか花を咲かせない花の事)で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。

草丈は10〜20cmほどで、茎は匍匐性(ほふくせい)といい、植物の茎や枝が地面をはうように伸びる性質を持っています。4月〜5月が開花時期です。

年に1度のネモフィラ祭りへ!

今回は大阪まいしまシーサイドパークの「ネモフィラ祭り」についてご紹介してきました。あたり一面をブルーに染まるネモフィラの絶景、一度は見に行ってみたいですよね。ネモフィラ祭りではネモフィラの花を愛でるだけでなく、アクティビティやグルメなど、楽しみが盛りだくさん。家族や友人、恋人、おひとり様でも、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


写真(特記ないもの):PIXTA